テレビをつければ節電節電ゆうて盛り上がってますが、当のテレビ局こそ無駄としかいいようのないエネルギーを垂れ流しとるようにしか見えない今日この頃。
せっかく節電するのなら、電気のほかにも省くべき「無駄」というものがあるはずです。
たとえば時間。
とある調査では、高所得の人ほどテレビに使っている時間は少ないのだとか。
もっとも、ただ単に所得のあるほど働いている人はテレビを見る暇がないだけかもしれないし、ただの相関的事実関係から「テレビを見ると馬鹿になる」と導くつもりはありません。
しかし、ひとついえるのは、テレビを見ている層のほとんどは「時間を無駄に過ごしている暇な人たち」であり、テレビ番組もそういった人たちに合わせて番組を作っているということです(つまり、あのあまりにもバカ向けの番組作りは、、、)。
そうした、無駄な時間をすごす為の番組を見ることで、あなたの生活までもが怠惰になり、またそうした状態になれていってしまうのです。
恐ろしいことに、この「テレビ格差」、テレビから発せられる情報の白痴化は、ネットなどがテレビから余裕をなくすことにより、これからどんどん加速していくことでしょう。もちろんその白痴化に気づければよいですが、もし徐々にその空気に毒されたまま気づくことがなく、ずるずると見続けてしまったら・・・負け組みへの道一直線です(そして、その道を舗装しているテレビマンが、現代の勝ち組の典型であるというのがまた皮肉)。
白痴化というのは洗脳と同じです。知性の劣化は自分でも気づきにくいですが、性格や習慣の変化はさらに見えにくいものです。頭を使わずにテレビの中での下品で低俗な会話に耳をどっぷりと浸からせて、だらだらと時間をすごす・・・、こういう雰囲気に慣らされるというのが、一番恐ろしいのです。
悪友とは、縁を絶たなければなりません。
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